2024年8月5日月曜日

【一本の鉛筆】の歌詞の大切さと重みについて

皆様こんにちは。
札幌市議会議員ふじわら広昭です。

今回は【一本の鉛筆】の歌詞の大切さと重みについてです。

79年前の明日、8月6日午前8時15分に広島市上空、高度約600メートルにウラン型原子爆弾が投下炸裂し推計で死者約14万人、負傷者約8万人。
3日後の8月9日午前11時2分に長崎市上空、高度約9,600メートルにプルトニウム型原子爆弾が投下炸裂し推計で死者約7万人、負傷者約8万人。
そして同年8月10日、日本政府はポツダム宣言を受諾し8月15日正午、玉音放送にて国民に終戦を伝達。

日本はこの間の戦争で推計日本人の軍人・軍属約230万人、民間人80万人、合計310万人の尊い人命が失われています。

この死者全体の90%は1944年以降、戦争末期に集中していると言われており全体の死者数はもっと多いと言われています。

私はこの時期になると思いだす歌があります。

【一本の鉛筆】その歌詞は以下のとおりです。

あなたに 聞いてもらいたい
あなたに 読んでもらいたい
あなたに 歌ってもらいたい
あなたに 信じてもらいたい

一本の鉛筆が あれば
私はあなたへの 愛を書く
一本の鉛筆が あれば
戦争はいやだと 私は書く

あなたに 愛を送りたい
あなたに 夢を送りたい
あなたに 春を送りたい
あなたに 世界を送りたい

一枚のザラ紙が あれば
私は子どもが ほしいと書く
一枚のザラ紙が あれば
あなたをかえしてと 私は書く

一本の鉛筆が あれば
八月六日の 朝と書く
一本の鉛筆が あれば
人間のいのちと 私は書く

この歌をはじめて聴いたのは約10年前。どちらかといえば保守系の年配の方がお店で歌ってくださったのを拝聴しました。

この歌は1974年の第1回広島市平和音楽祭でいまは亡き美空ひばりさんが歌い、作詞は映画監督・脚本家の松山善三さん、作曲は多くの映画音楽を手がけた佐藤勝さんであることも教えていただきました。
また、同音楽祭は1993年に終了しましたが数々の名曲を世に出しているとのことでした。

明日、私は数年ぶりに大通公園のダイ・イン集会に参加する予定です。

私はこれからも大先輩に教えていただいた「一本の鉛筆」の歌詞の大切さと重みを忘れることなく活動していく決意です。