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2025年2月5日水曜日

さっぽろ雪まつりの変遷と今後の課題

皆様こんにちは。
札幌市議会議員ふじわら広昭です。

今回はさっぽろ雪まつりについてです。
さっぽろ雪まつりは1950(S25)年2月18日、市内の中高校生たちが大通公園西7丁目に作った小さな雪像6基からはじまりました。
開催日は当日のみでしたが市民等約5万人集まり、小雪像を囲んでのスクエアダンスや映画会が開催されました。

その後の特徴的な取り組みは以下の通りです。


第4回1953(S28)年には高さ15mの大雪像が初めて作られました。
第6回1955(S30)年に自衛隊が初めて雪像作りに参加しました。
第16回1965(S40)年には「真駒内」を第2会場として設置しました。
第23回1972(S47)年から観客数を正確に計測しはじめました。
第25回1974(S49)年には第1回国際雪像コンクールが開催されました。
第34回1983(S58)年には「すすきの」を第3会場として設置しました。
第38回1987(S62)年には大・中雪像の市民制作体験が実施されました。
第41回1990(H2)年には「中島公園」を第4会場として設置しました。
第44回1993(H5)年には「中島公園会場」を廃止し大通西12丁目を拡大しました。
第51回2000(H12)年には運営補助のボランティアが初参加しました。
第53回2002(H14)年には大雪像制作に市民ボランティアが初参加しました。
第56回2005(H17)年には同年で真駒内会場が閉鎖しました。
第57回2006(H18)年には「さとらんど」を第2会場として試行開催しました。
第58回2007(H19)年には歴史的な雪不足に悩まされました。
第60回2009(H21)年には「つどーむ」を第2会場として設置しました。
第69回2013(H25)年には「大通会場」でプロジェクションマッピングを2箇所で実施しました。
第70回2019(H31)年には観光客数が約273万7千人となりました。
第71回2020(R2)年には雪像制作期間中の記録的な少雪により、倶知安・京極などから雪を輸送しました。
第○回2021(R3)年は新型コロナウィルスの影響により、開催回数をカウントしないで開催しました。主な内容は雪まつり歴史動画配信及び雪像制作過程動画配信等が実施されました。
第73回2023(R5)年には基本的な感染症対策を徹底しながら3年ぶりの会場開催になりました。
第74回2024(R6)年には大通会場では飲食を解禁(店舗数の制限あり)すると共に国際雪像コンクールを再開しました。また、「つどーむ会場」を4年ぶりに再開しました。
第75回2025(R7)年は2月4日から同月11日まで開催中です。少雪と暖冬により雪像づくりが大変でした。


【今後の課題】

  1. 地球温暖化等により雪まつり期間及び雪像を含め雪まつり全体の検討が必要といえます。
  2. 1972年の札幌冬季オリンピックで使用された美香保体育館(冬季はスケートリンクとして使用)が老朽化し「つどーむ」の敷地内に移転新築計画が進められているので2会場の確保についての検討が必要といえます。
  3. ちなみに昨年度のさっぽろ雪まつりで大通公園に郊外から運んだ雪は10tダンプで1,162台。つどーむ会場には1,072台分が運ばれています。

私は今後のさっぽろ雪まつりが札幌市民をはじめ国内外の人達にとって、もっと身近なであり色々な体験型イベント等を検討し、地球温暖化にも配慮した内容等を早く議論すべきと思います。

2024年9月20日金曜日

さっぽろオータムフェスト

皆様こんにちは。
札幌市議会議員ふじわら広昭です。

今回は現在開催中のさっぽろオータムフェストについてです。
2024さっぽろオータムフェストは9月6日から9月29日まで大通公園(西4丁目~西11丁目)で開催されています。

【オータムフェストが始まった年と目的】

  1. 2008(H20)年から始まりました。当時、大通で大型集客イベントのない秋季に新たなイベントを開催することで、一年の四季に応じた連続感や秋季感のある「にぎわい」を創出すること。
  2. 北海道・札幌の食をメインテーマにして札幌市内の魅力発信と道内市町村や民間事業者との連携を図り、道内各地域のアンテナショップとして北海道全体の活性化に貢献することを目的にしています。

【これまでの開催の変遷と来場者数】

  1. 2008(H20)年は9月19日~10月5日までの17日間で会場は大通西5~8丁目までの4会場。来場者数は724,000人。
  2. 2014(H26)年は9月12日~9月28日までの17日間で会場は大通西1と4~8丁目、10~11丁目までの8会場。来場者数は2,009,000人。
  3. 2020~2021(R2~R3)年は新型コロナの影響で中止。
  4. 2023(R5)年は9月8日~9月30日までの23日間で会場は大通西4~8丁目、西10~11丁目までの7会場。来場者数は2,380,000人。
  5. 2024(R6)年は9月6日~9月29日までの24日間で会場は昨年と同じ。
  6. これまで14回開催し昨年までの総来場者数は約2,429万人。

今年の来場者数はまだ発表されていませんが、今年も地元の方や観光客の方でたいへん賑わっています。

【ここ数年の改善策と今後の課題】

  1. 2023(R5)年から環境配慮の取組を強化。具体的には食器・カトラリー類は、紙・木材などのものか、リターナブル食器に原則限ることとし、プラスチックの削減を推進しています。
  2. 課題は安心安全な食品の提供。具体的には食品の安全管理が最大の課題であり食中毒や産地偽装防止対策の強化が求められています。

2024さっぽろオータムフェストの開催期間は本日を含め残り10日間となりました。
ご承知のとおり各会場ごとにテーマと提供するメニューが決まっています。

皆様は行かれましたか?
私は本日行ってきて、秋の大通公園を楽しみました。