皆様こんにちは。
札幌市議会議員ふじわら広昭です。
今回は新たな原動機付自転車の区分創設についてです。
【総排気量50㏄以下の原付バイクの生産終了】
原付バイクが普及するきっかけとなった総排気量50㏄以下のバイクには、例えばホンダ「スーパーカブ50」をはじめヤマハ「PW50」、スズキ「アドレスV50」等があります。
これらは1958年に販売開始されましたが、2025年11月以降の排ガス規制強化により今年11月までに生産終了します。
【排ガス規制に対応できないの?】
新たに投資をしても採算が取れないことと国内需要の低下が背景にあります。
【「原動機付自転車」とは】
50㏄以下(2,000円)、90㏄以下(2,000円)、125㏄以下(2,400円)の総排気量によって3区分し軽自動車税が課税されています。
【札幌市に登録されている原付バイクの台数】
全国的にも50㏄以下原付バイクの販売台数は1980年の約180万台をピークに、2022年には約13万台まで減少しています。
【新基準原付バイクの最高速度】
今後、販売される125㏄以下の新基準原付バイクの最高速度は時速30㎞以下に制御されています。
【新基準原付バイクに必要な免許証】
原付免許・自動車運転免許証が必要です。
【新基準原付バイク所有者が支払う軽自動車税】
2025年度から地方税法で新基準原付バイク所有者に対する種別割の標準税率が新たに、従来の第一種原動機付自転車と同額の2,000円となりました。
既存の50㏄以下は2,000円、90㏄以下は2,000円、125㏄以下は2,400円とこれまでと同じです。
札幌市の軽自動車税の課税窓口は「中央市税事務所」です。
私は今後、新基準原付バイクに関する情報提供及び周知をしっかり行い円滑な導入に向けた対応を注視していきたいと思います。