こんにちは、ふじわら広昭です。
母子保健事業の一つに新生児マス・スクリーニング事業がある。この検査は放っておくと障がいを起こす先天性の内分泌疾患や代謝異常疾患などの早期発見と治療に結びつけるため産科医療機関で生後4~6日目の赤ちゃんのかかとから微量の採血(有料)を行い検査機関で分析する。実は札幌市衛生研究所が1977年、全国に先駆けて実施し市内ではこれまで約80万人の赤ちゃんを検査し約500人の疾患を発見し医療機関と連携し治療を行っている。同研究所では2005年にタンデムマスという高性能の分析機器を導入しこれまで6種類の疾患が26種類まで発見できるようになっている(公費負担)。
私はこの間、同事業に関心を持ち衛生研究所を訪ね議会で分析機器等の更新と増設に取り組んできた。
大切な命と健康を守るため、これからも全力を尽くしたい。